生徒から教わる伊勢語(笑)

三重県伊勢市の自律学習サポート~The Secret Base Project(秘密基地プロジェクト以下TSBP)ブログ

皆様

TSBP共同代表の北浦諒一です。

いつも真面目な記事が多いので、今回は、ちょっとゆるい記事を書きます(笑)

今日は、絶賛勉強中のD君からこんなことを言われました!

[voice icon=”http://the-secret-base-project.com/wp-content/uploads/2019/06/7A6B9AED-6048-4CFE-A578-80E7EEB6D945-2.jpg” name=”D 君” type=”r icon_blue”]先生、「えらい」って方言なんですよね?[/voice]

ということで、三重県で2か月して生徒たちから学んだ伊勢語(僕にとってはもう外国語)について書いてみようと思います!

①「しあさって」は4日後!

標準語をお使いの日本人なら、しあさって(明々後日)は、「今日、明日、あさって、しあさって」なので3日後ですよね。

実は、三重県では、しあさっては4日後になるんです。というのは、三重県では「今日、明日、あさって、ささって、しあさって」と数えます。冗談ではなく、本当の話です。

なので、生徒から「しあさってから試験なんです」って言われたら、「え、○曜日?」と確認します(笑)そして、待ち合わせなどでは「しあさって」は絶対に言い得ません笑

②「~ない」・「~やん」は否定にも肯定にもなる!?

三重県では、「~ない」を「~しなよ」という意味で使うようです。例えば、「はよ、食べない」は「早く食べなよ」の意味です。「ゆっくり食べてください」という意味ではありません。※否定語の「~ない」も使われるので紛らわしいです(笑)

また、三重弁での語尾の「~やん」は否定or強調・同意で使われます。

  • 「できやん」は否定の意味で「できない」。
  • 「そうやん」は、強調・同意の意味で「そうだね」。
  • 「できやんやん」は否定のやん+強調・同意のやんで、「できないね」。

三重県では、「~ない」・「~やん」は否定にも肯定にもなる、マジックワードなのです。(住んでると、文脈から分かるんですが笑)

③ 「えらい」「とごる」という言葉に注意!

勉強終わりに、「えらいわー」って言われたときには、要注意。三重弁で「えらい」は、「大変だった」「きつい」「疲れた」という意味でもよく使われます。ついでに、「偉い」という意味でも「えらい」と使うます。

そして、「とごる」という言葉は厄介です。「このお茶とごっとる」って言われたときには、「お茶の成分が沈殿している」という意味です。標準語だとあまり言わない表現ですが!

外国語習う時も同じですが、反復って大切です(笑)「えらいわー」って言われたときには、「えらいなー」という具合に返せるとすぐに順応できます(笑)

言語はツールでしかない!(笑)

今回は伊勢について書いてみましたが、最後のまとめとしては、やはり言語はツールでしかないということですね。生徒とコミュニケーションを取る手段が言語であって、それ以上でもそれ以下でもないということですね。

これからも、生徒から習った伊勢語を駆使して、しっかり生徒の自立学習を精いっぱいサポートしていきます!

生徒も先生も精いっぱい学ぶ場所。

それが『秘密基地』

 

#伊勢市 #松阪市 #多気郡 #度会郡 #鳥羽市 #志摩市 #自律学習サポート #小中高生 #勉強って楽しい #自分で考え自分で学ぶ #志望校合格 #最後まであきらめない心 #受験は孤独じゃない #勉強垢 #大人も学ぶ #簿記 #TOEIC

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。